2026.04.10
MEDIA

待ち望まれていたポテンシャルがついに爆発した。理性を失った殺意から、胸を引き裂くような号泣まで――強烈な戦慄を与えたウィ・ハジュンだ。
4月7日に強烈な幕引きを迎えたtvNドラマ「セイレーンのキス」は、本作で新たな顔を見せたウィ・ハジュンに対する高評価が相次いでいる。中でも第11話は、まさにウィ・ハジュンの“ワンマンショー”と言える回だった。怒りや悲しみ、冷徹さを行き来する極限の感情演技で、視聴者を完全に魅了した。
作品の白眉はウィ・ハジュンから生まれた。偽作の証拠を隠滅しようとしていたチュ・ヒョンスの前に現れたウソクは、冷たい怒りを宿しながら「久しぶりだな、チュ・ヒョンス」と一言。これだけで物語の緊張感を一気に最高潮へと引き上げた。倉庫でのアクションシーンでは、スタントなしで挑んだ鋭い蹴りや投げ技で圧倒的なカタルシスを生み出した。
アクションを超えた“感情”は、視聴者の心を揺さぶった。ウヒの死が結局はウソクのせいだと嘲るチュ・ヒョンスに向けた眼差しには、言葉にできない苦痛と殺意が宿る。血が逆流するような怒りに包まれ、拳を振り上げて理性を失い暴走する姿は、見る者を息を呑ませた。

さらに、力なく崩れ落ち、自責の念に駆られて号泣するシーンは名場面として記憶されることになりそうだ。ここでウィ・ハジュンは、強靭な調査官の姿の裏に隠された、「妹を守れなかった」という罪悪感に苦しむ兄の痛切な内面を、深みのある演技で完璧に表現してみせた。
もちろん、冷徹な追跡者としての顔も最後まで失わなかった。ウィ・ハジュンは、たった一話の中で、愛する人を失った家族の悲しみと、悪を裁こうとする執念の追撃者という二つの側面を同時に描き出し、その幅広い演技スペクトラムを改めて証明した。
ウィ・ハジュンの熱演に感嘆した視聴者からは、「戦っても泣いても、どうしてこんなに胸が締めつけられるのか」「やらない演技はあっても、できない演技はない俳優」「文句なしの“人生キャラ”更新。完全に“信頼して観られる俳優”になった」「次回作が楽しみすぎる」など、絶賛の声が相次いでいる。
「セイレーンのキス」は、日本ではプライムビデオで全話配信中である。
写真提供:tvN
出処:https://m.entertain.naver.com/home/article/437/0000486557